コーチ会議という名のただの飲み会
ども! 幹です。
今回は、コーチの飲み会について です。
まじめなヤツもあります
コーチ会議という名目でコーチ間で飲みに行くことがあります。
遠征帰りのこともあれば一旦帰ったあとに再度集合することもあります。
うちのチームは月2回ほどですが、前のチームはほぼ毎週でした (^^;)
家族には、「コーチ会議だから遅くなる」と言って家を出てきますが当然バレています。
アルコール抜きのちゃんとしたコーチ会議もあります。これは月1回。
その場合は「コーチ会議に行ってくる。まじめなヤツ」と言います。
何を話すかというと・・・
もう話すことと言ったら子どもたちのことばかり。
各学年の悩みや自慢もあれば、審判の判定の話もあります。
チーム内ジャッジリプレイですね。
みんなチームのことが大好きなんだな、と伝わってきますし、ほとんどの会が和気あいあいの良い雰囲気です。
もめたいわけじゃないですよ
ただ中には、他のコーチの否定をしたがるコーチもいます。うちのチーム場合は以前このブログでも紹介したベテランコーチです。
「あの練習じゃ上手くならないよな」
「ちゃんと教えられないならコーチになっちゃだめだろ」
なんてことを平気でいいます。それもその場にいない人のことを。
一番古株のコーチのため意見をしにくいということもありますが、聞かされているほうが大人なので揉めないようになのか、みんな静かに聞いています。
私は場が荒れてもいいから議論しちゃいます。やっつけたいわけじゃないですよ。
先日もこんな会話がありました。
ベテランコーチ(以下、ベ)「今日の3年生の練習をみててもピンと来ないんだよね。もっと違う練習すればいいのに」
幹「『ベ』さん今3年生のサポートに入ってますよね。どこが問題なんですか?」
ベ「◯◯コーチ(3年生メイン担当)のやりたいことがわからないんだよ。まず足元の技術ばっかり教えるけどもっと考えさせないと」
幹「それ言ってあげました?」
ベ「彼のやりたいことがあるわけだからあまりいっちゃいけないでしょ」
幹「人に言われないとわからない部分もありますよ。サポートしてあげてください」
彼は経験年数は長いので、コーチに対する指導も期待されて3年生担当になっています。
ただ、評論家的な立ち位置に自分を置きすぎます。
ベテランであれば若いコーチたちにしっかりと見本を見せてあげて欲しいのです。
ベ「でもあの子たちのレベルもなあ。考えてサッカーできないから」
これにはカチンときてしまいました。
子どものせいにすることは許せないんです。その子どもたちを導くのは誰の仕事なんだと。
幹「自分が教えていないことを「やれない」と子どもをコキおろすのはコーチとしてどうなんでしょう?」
ベ「でも限界はあるでしょ。まだ教えるレベルに無いとやっても無駄でしょ」
幹「じゃあどうやったらそのレベルになるんですか?自主練?『早く俺が教えるレベルになれ』って聞こえますよ。それでは指導者失格です。そのレベルまで引き上げることが指導者の役目でしょう」
ベ「でもあの子たち、集中力が無いからすぐに飽きちゃうんだよね」
幹「それ子どものせいじゃないでしょ?子どもを引き付けられる指導ができてないだけで、『ベ』さんの指導に問題があるんですよ」
ベ「でもメインで見ているのは◯◯さんでしょ」
幹「何もかも人のせいにしすぎですよ。じゃあしばらく『ベ』さんがメインでやって見本を見せてください」
正直にいいます。私の言い方はこんなにソフトじゃないです。大分美化してます。
でもこんな会話は子どもたちに聞かせたくないですね。
結局、週1回ベテランコーチがメインで練習を仕切ることに落ち着きました。
この議論を不快に思うコーチもいるかも知れませんが、私にとってはその前段の一方的な批判を聞いているほうが辛いですし、なにより誰のためにもなりません。
いまさらこのベテランコーチが大きく変わるとは思いませんが、釘を刺すことは必要です。
一方的に引いて守ってても猛攻を受けるだけですよね。鋭いカウンターがあるぞ、ってとこを見せておかないと。
みんながこんな風に経験年数を問わずに議論できるといいのですが、若いコーチだとまだ難しいようです。
そのコーチを守るために、コーチ飲み会に参加しているわけです。
お酒を飲みたいだけじゃないですよ(^_-)-☆
今回はこれでおしまいです。
それでは!