理想のジュニアサッカークラブをつくろう!

【ジュニつく!】少年サッカーコーチのチーム運営記

体格の違いは工夫次第でどうにかなる?

ども! 幹です。
今回は、体格の違いについて です。

 

ミラン vs ユーベを見て

先日行われた、コッパイタリア 準決勝1stレグ ACミラン vs ユベントスFCを見ました。
セリエAに復帰したイブラヒモビッチ と C.ロナウドの試合ということで注目されていましたが、まずまず面白い試合でした。
この試合をみてて、イブラはやっぱりすげーな、と思いました。
特に大きな活躍はできませんでしたが、どこが凄いかというと
デカい!
身長は195cmなのでもちろん大きくはありますが、なんかそれだけじゃないスケールがあります。
なんだろう。体の厚みでしょうか。頭が小さいくて肩から下が異様に大きいのかな。
とにかく存在感がハンパない
もう38歳ということもあり、以前にも増して運動量が少なくなりましたが、そんなの関係ないくらいの迫力があります。
体格のいいセリアAの選手の中でも圧倒的な存在感でした。

 

体格差が大きい子どもたちはもっと大変

さて子供たちの体格に目を向けてみると、大人同士より差が大きいです。
特に卒業前の6年生の中には、170cmを優に超える体格の子もいます。
逆にまだ成長期を迎えておらず、とても小さい子もいます。
130cm vs 175cm なんていうマッチアップが以前ありました (((´・Д・`)))
これは大変です。130cmの子にとってはサッカーどころじゃありませんよね。
小さい子が対応するためには工夫が必要です。素早いプレーをしてみたり、体格差を逆手にとりファールをもらいやすくする、などでしょうか。

 

武器はここぞで使うべき

反対に体格が良い選手はどうでしょうか。
体格を活かせば、比較的簡単にボールキープができますよね。
体に合わせてキック力もあるし、高いボールに対しても有利です。

似たような話として、足が速い子も同じです。ディフェンスもオフェンスも足が速いと断然有利。

でも、自分より体が大きい選手や足が速い選手がいたらどうしましょう?
自分の武器が活きにくくなります。

と、こういう話をすると、
体の大きい子に「体格を活かしたプレーをするな」とか、
足の速い子に「スピードに頼るな」
という指導をしがちです。

いやいや勘違いも甚だしい。これだけ聞くと自分の得意なプレーを捨てろと聞こえます。

自分の武器は使うべきなんです。自分の武器を使ったプレーを磨くことはやめてはいけません。
ただその武器に頼りすぎないように注意は必要です。
体格だけ、スピードだけ、のプレーしかできない選手にならないよう、適切なプレーが選べるような指導は必要です。
武器の使いどころを理解して使える選手は相手にとって脅威です。
ボクシングなども警戒している相手に最初からフィニッシュブローは決まりにくいですよね。
ジャブやボディなど色々なパンチを見せていかないと、渾身の右ストレートやアッパーは決まりにくいはずです。

子どもの長所は大切に

子どもが持っている長所は大切に育てていきたいですね。
たまーにピッチ外の行動が得意な子がいます。
うちのチームにも、おしゃべりとおふざげのプロがいます (^^;
チームの雰囲気を良くしてくれるのは助かりますが、それに頼りすぎずしっかりサッカーが上達できるよう指導頑張ります。


今回はこれでおしまいです。
それでは!