走れない学年みっけ
ども! 幹です。
今回は、走れない学年について です。
こんな走れなかったっけ?
先々週、たまたま4年生の練習を担当させてもらう機会がありました。
この学年の練習は初めてだったのですが、あまりにも走れなくてビックリしました。
私が行ったトレーニングメニューは以下のとおりです。
①アップ【15分】
ボールタッチ中心
→半数以上が4年生レベルとは言えません
②パス練習【20分】
プルアウェイを入れながら数種類
→止める、蹴るから怪しい。プルアウェイやオフザボールは皆無
③ロンド【20分】
4vs2。
→まともに繋がらず。当然顔なんて上がってません。
④ゲーム【60分】
6vs6 を10分×4本
→3本目からバテバテの子が数人。
「ラスト1本やるよ!」と言ったら、「えー、まだやるの?」と・・・
終わった後、こんなに疲れたの初めて~ という子が (^^;
こんなに体力が無いもんかなー。今の6年生が4年生のころと較べても凄く差がある気がします。
でも「今日は楽しかったー!」とみんなが言ってくれていたので練習がつまらなかった訳ではなさそうです。
練習内容に問題ありかも
気になったので翌週の土曜日にこっそり観察させてもらいました。
問題は大きく3つ。
1.待ち時間が長すぎる
並んで行列ができてしまってます。
2つに分けたり、もっと手際よくさばいていけばいいんですが、だらだらして見えます。
この待ち時間が長いって致命的です。30分の練習でも子ども個々では5-6分しか動いてません。
これじゃ体力がつかないのは納得です。
2.一つの練習に時間をかけすぎる
余りにも長すぎて子どもが飽きてだらだらやってます。
絶対楽しくないよね。楽しくない時間が長いのは耐えられないよね。
これじゃあ上手くなるわけありません。
集中していれば多少長くても良いのですが、子どもの表情などを見ながら時には違う練習に切り替えることも必要です。
3.コーチの声かけに問題あり
練習に集中させるための適切な声かけができていません。
怒鳴れと言っている訳じゃないんです。厳しい言い方じゃなくてもピリッとさせることはできますよね。
誰がやっても子どもが集中していない時はあります。そこを見つけて個別に声をかけることで少しは効果があります。
私の場合、こういう時は自分自身がものすごく集中します。まさにゾーンに入る感じでしょうか (^^;
グラウンド内の全てを見て全員に個別に声をかけます。常に喋っている感じになりますのでオーバーコーチング気味かも。いつもこれだと問題です推奨しません。
あくまでも集中していない子たちを引き戻すための手段です。
練習後にこの内容を伝えたところ、担当コーチが
「明日(日曜日)考えてやってみます」とのこと。
期待してます!
間違った方向性に…
日曜日は雨模様でしたが、小雨がパラパラ程度で気温も高かったので短縮時間で練習しました。
4年生の練習を見ていたら、12分間走を始めました。
担当コーチに理由を聞いたところ
「体力が無いということだったので」
とのこと。
今日はほとんどランニングメニューだそうです。
うーん。そうなんだけど技術も足りないからボールを使った練習もしないとダメじゃない?
ボール使いながら自然と走る練習沢山あるでしょ?
という話をしたところ、12分間走は1本で切り上げました。
見てないとアブないですね。しばらく注視しておきます。
とはいえ、その後は声かけに気を付けてくれていたので前日よりは大分良いトレーニングになったと思います。
コーチ自体も真面目で素直なので、すぐに改善してくれました。こういう風にすぐに切り替えてくれると助かります。
このコーチと4年生のこれからの成長に期待です!
でもしばらくは気を抜けないけど。。。
今回はこれでおしまいです。
それでは!