理想のジュニアサッカークラブをつくろう!

【ジュニつく!】少年サッカーコーチのチーム運営記

少年団の悩み ①部員が増えない

ども! 幹です。
今回は少年団の悩みの一つである「部員が増えない」です。

 

現在私が指導しているチームは5年前に私が参加した時は30人足らずでした。
5年経った今現在(2020年1月時点)、60人を超えてきています。倍増です。

 

部員を増やすために重視することって?

現チームですが、私は正直聞いたことのないチームでした。※5年前
都内ではもちろん近隣市区のサッカーチームからも知られていないレベルです。
このままでは人数も減る一方で試合もできなくなるし、チーム自体消滅する可能性がありました。
現に、4年生の試合に1年生が出場しているくらいの部員不足。(恐ろしい・・・)

せっかく関わった以上は何とかしたい、ということで部員増やす計画を作りました。

みなさんもお子さんのチーム選びにはなんとなくの基準があると思います。
私が考えた基準は以下のとおりです。最初の仕事はこれらができているかのチェックです。

 

【チーム選びに重視するポイント】

1.活動場所が近い
2.コーチがきちんと指導できる
3.良い成績を残している
4.試合数が多い
5.ホームページがある
6.親の負担が少ない
7.部費が高額でない

 

私自身の経験則から上記7点にポイントを絞りました。
1から優先順位が高いと思われるものです。


これに対し当時の対応状況は以下のとおり。

 

対応できていない or 対応が中途半端!

1.活動場所が近い  ×
ホームの小学校グラウンドを使っていましたが少年野球チームと兼用でした。
 土曜:野球
 日曜:サッカー(当チーム)

土曜は市内の別グラウンドを使っていましたが、なかなか子供が通うには大変な距離で、ほとんどの子がが親の送迎に頼っていました。

 

【改善策】土日を半日ずつ利用に変更 ×


野球チームに無理を言ってお願いし、半日ずつ利用にしてもらいました。
土日とも AM:野球 PM:サッカー です。
これは喜ばれました。

 

2.コーチがきちんと指導できる 
私以外にコーチが5人いましたが、常に参加するのは3名。うち2人は還暦超え。。。
ただみんな思いはあり指導内容が稚拙、というわけでもありません。

【改善案】お父さんコーチを積極的に受け入れる ▲→▲


という案で取り組みましたが、すぐには思ったように増えませんでした。
5年経ち、徐々に増えていっている状況です。
また、指導者会議も月一回定例化し、指導のアセスメントなども行っています。

 

3.良い成績を残している ×
まったくと言い切れるほど結果を残せていません (^^;)
公式戦に出れば一次敗退。たまに呼ばれる招待大会では下位争い。市内では弱いチームの代名詞でした。
私が受け持った学年が市内の大会で勝利した際には、相手選手の大半が号泣。さらに保護者も泣きながら子供を叱責、という修羅場が繰り広げられました。(゚Д゚;)
今では笑い話にできますが、当時は本当にビックリしました。うちの選手の気持ちを考えると複雑な気持ちになりました。
そんな思いをさせないようにしないと、と決意を固めたのを憶えています。

 

【改善案】課題山積み!主な点は以下です ×→▲

 

  • 育成計画
    担当コーチが思い思いに練習をこなすだけだったため、学年別のスキル基準など体系だてた育成計画を定めました。

  • 練習メニューの改善
    低学年にパス練習や地味な(つまらない)メニューを課していたため、集中力が切れていました。
    育成計画をもとに、練習メニューをコーチ間で共有するミーティングを定期的に実施することにしました。

  • 試合数の増加
    1か月に1回試合があるかどうかの状態を、最低2週に1回は試合するよう変えました。

というようなものを中心に取り組んでいます。未だ強豪とは言えませんが着実に力がついてきています。

 

ちょっと長くなってきたので、4以降は次回に。
それでは!