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【ジュニつく!】少年サッカーコーチのチーム運営記

目指すコーチ像とは

ども! 幹です。
今回はコーチについて書きます。

私が目指すコーチ像

以前に私が指導していたチームの監督によくこんなことを言われました。

 

「幹、少年サッカーにはいろんなコーチがいるぞ」

この監督はとても経験が豊富で、弱小だったチームを強豪と呼ばれるまでに育てた立役者です。
私がそのチームを離れたあとも交流させていただいていますが、いつも勉強させていただいています。

 

「技術を教えられるだけじゃ三流、サッカーを教えられてようやく二流」

これもよく言われました。じゃあ一流はどんなコーチですか?と聞いたところ、

 

「おれは一流じゃないからわからない。30年やっててもわからないことも失敗も多い」

だそうです。

 

「でもチームづくりをバランスよくできるヤツは貴重だと思うよ」

この言葉はありがたかったです。私が取り組んでいることを認めてもらった気がしました。
「私がやりたいのはチームづくりです」と胸を張って言えるのもそのおかげだと思います。

 

いろいろなコーチがいます

コーチにもいろいろなタイプがいます。
少年団も強豪になってくると1チーム50人のコーチが所属するチームも出てきます。
前チーム時代には、一学年で10人のコーチ(!)という学年もありました。
私が現在所属している途上中のチームにとってみたら羨ましくも見えますが、新しいかたが入ってくることに警戒感を抱くコーチは少なくありません。
そりゃそうですよね。10人もの人間がいれば意見もぶつかるし自分の思うとおりにいかないことも増えます。
私は新しいかたウェルカムです。違う意見は気づきになるし議論もできます。そこが引けない部分ならぶつかることもあります。
当然相手の意見を受け入れることもあります。このコミュニケーションが充実している学年はいろんな意味で強いことが多いです。


そもそも少年団はお父さんとして入ってくるかたが大半です。コーチとして成長するためのサポートはチームづくりには欠かせません。


ただ、そんな私でも最後まで分かり合えなかったタイプもいます。以下に挙げます。

  1.  学ぶことをしない
    かなりのベテランでしたが、過去の成功体験にすがり他のコーチの考えを否定したり、新たな考えを受け入れませんでした。
    経験年数が多い方に否定されるとなかなか反論しづらいですよね。私は構わず議論させてもらうのですがまったくお話を聞いていただけません。
    学ぶことをやめたら教えることをやめなければならない
    by ロジェ・ルメール
    本当に重い言葉だと思います。

  2. 意見の合わない他のコーチを徹底的にやっつける
    この方は間違ったことは言っていないのですが、あるコーチにだけ常に攻撃的でした。
    もはや、わかり合おうという気はなくすべてにおいてダメ出しする始末。
    再三仲裁していましたが、あるとき特定の子供に対しても同様の傾向が見えたので、その瞬間にお引き取り願うことを決めました。

 

 

まとめ

少年サッカーは様々な大人が関わります。特に少年団はお父さんコーチや保護者が密接に関わるためその傾向が強いですよね。
子供たちの成長のために何が必要か、大人も学び成長していかなければいけません。
そのためにこれからも徹底的に議論していきたいと思っています。


今回はこれでおしまいです。
それでは!