理想のジュニアサッカークラブをつくろう!

【ジュニつく!】少年サッカーコーチのチーム運営記

ジュニア年代の移籍について

ども! 幹です。
今回は、移籍について です。

移籍については肯定派です

ジュニアの移籍は以前ほどハードルが高くなくなりました。
とはいえ、それほど活発になっている印象はありません。

私自身は、小学生がチームを変えることについて否定的な意見はもっていません。
むしろ現チームで上手くいかないのであれば環境を変えるのも一つの手だと考えています。

「特定のチームにばかり子どもが集まり、選手が取られてしまうチームは存続できないじゃないか」

という声もありますが、それは仕方のないことですよね。
一つのチームに人数が集まる場合、そのチームを選ぶ理由があるはずです。
それは、指導であったり環境であったり、と個々で重視するポイントは違うかもしれません。
ただし、そのチームの一学年の人数が多くなると移籍する子がでてきます。
人数が多いことで公式戦のベンチ入りができない、コーチ陣の目が届かず質が下がる などの理由が多いようです。

 

反対に子どもが出ていってしまうチームにも理由があるはずなので、そこを見つけて改善することが大切です。
それもせずに、保護者に「移籍は悪だ」と否定して回ったり、「同ブロック内のチームへの移籍は禁止」などの変なルールを作ったところで、子どもの移籍に歯止めがかかるわけがありません。

私は去る者を追わない主義です。
今より自分に合うチームが見つかれば幸せなことだなと思います。
もし移籍先と合わなかったら、いつだって戻ってきていいよ。という気持ちでもいます。
だけど、やっぱり寂しいです。移籍の子がでると自分の力不足を痛感してしばらくヘコんでしまいます。

うちのチームの移籍状況

私が関わりはじめた5年前より過去の歴史をチーム代表に聞いてみると、

  • 10年くらい前は移籍する子が多かった
  • 5~10年前は移籍は大分減ったが入部者自体が減少

でした。あくまでも感覚とのこと。
2点目はおそらくチーム選びの選択肢から外されたのでしょう。ちょっと切ない気持ちになりました。

 

ここ5年間でも移籍は数人います。(全体で10名程度)

私が現在担当している6年生の代は以下のとおりです。

OUT 3名
IN 2名

OUTは3名とも、もっと強いチームでやりたい という、前向きな理由の移籍でした。
悔しいですが、サッカーやうちのチームが嫌になって辞めたわけではないので致し方なしです。


必ずもっといいチームにするぞ!

 

INの2名は近隣チームからの移籍です。
2名とも前所属チームの状況が悪く、いくつかのチームの体験練習を経てうちに決めてくれました。

少しずつ環境が整いつつあるのが要因かなと思っています。

あとは大きな大会での結果を出せれば変わってくるかなと考えてます。

 

今回はこれでおしまいです。
それでは!

ダメなコーチ 4

ども! 幹です。
今回は、ダメなコーチ です。
残念なコーチのネタはまだまだありますよ~。

子どもの名前を憶えない

もうすこしちゃんと書くと、「憶える気がない」方です。

うちのチームは現時点で60名を超えたくらいです。
私自身、その子供たちの名前を全員憶えるいるか?と聞かれると・・・。

 

 


憶えています! ( ・`ω・´)キリッ

 

 


自分で言うのもなんですが、子どもの名前を記憶するのは私の数少ない才能かもしれません。
接していくうちに憶えてしまうんですよね。
で、なかなか忘れません。
私は暇さえあれば子どもたちと雑談しています。自学年を問わずちょっかいを出してる感じ。
ちょっかいを出すには名前を憶えていた方が便利です(笑)
だからか自然と名前を憶えてしまうのかも知れません。

 

でもまったく憶える気がない方が数人います。
うちで言えば、3年生と2年生の担当コーチです。しかも二人ともベテラン。
流石に自学年の子どもは憶えていますが、前後の学年の子でさえもまともに憶えていません。


「最近入った子たち全然わかんねーや」

などと言い訳するのですが、すでに入部して1年以上の子も憶えてません。
歳を重ねると最近の範囲が拡がるんです。間違いありません。


それほど人数が多いチームではないのだから「仲間」の名前くらいはすぐに憶えてほしいものです。

 

ただ私の記憶にも欠陥がありまして、なかなか憶えられないことがあります。
仕事ではよく指摘されています。
飲み会などで「どこに住んでるの?」と聞いてしまうのですが、
同じ方に何度も聞いているようで、


「興味がないなら聞かないでください」とよく言われます m(__)m

会話に困ったら発してるんですかね。

そういった意味では私は「ダメなコーチ」どころか「ダメな人間」かもしれません。

保護者の顔色ばかりうかがう

他チームのコーチですが、この前見かけたダメなコーチを。
試合の合間に子供たちを集めて話をしてるのですが、近くで見守っているお母さんたちの方をチラチラと見ています。
1人のことを過剰にホメ、それ以外の子へはかなり細かい点を指導していました。
でもその最中ずっとチラチラ。
私が気づくくらいなので、子どもたちはもちろんお母さんたちも気づいているようでした。
なにか特別な事情があるのかも知れませんが、そんなコーチは子どもからの信頼を得られるのでしょうか。

 

指導者が保護者を意識することは悪いことではありません。むしろ必要だと思っています。
経験上、保護者がまったく無関心よりは子どもと一緒に取り組む意識を持っている方がやりやすいです。
でも保護者がやって欲しいことをそのまま実行するのは指導者の仕事ではありません。
保護者の思いや意識を放置すると子どもの成長の阻害要因になりうるため、ケアすることはとても大切です。

私は保護者のかたとお話するときは、その子どものこと(ほぼ)ベタ褒めします。
なぜかというと、他人からダメ出しを受けると大抵の親はそのことを子どもに問い詰めます。
(私もしてしまった経験があります・・・)
そうなると不幸なもので、今まで良かった部分も含めて成長が滞る子も出てきます。
保護者には、少しでも良くなっているところをしっかりとお伝えしていくことが大事かなと考えています。

 

今回はこれでおしまいです。
それでは!

河川敷のありがたさ

ども! 幹です。
今回は、河川敷のありがたさ についてです。

活動場所の確保は大変

少年団の活動場所はたいていが小学校の校庭が中心になると思います。
つまり学校の数だけ少年サッカーチームが存在する感覚です。
でも土日すべての時間で思うようにグラウンドを使えないチームが多いと思います。
それはなぜか?グラウンド確保のライバルがいるんですね。
そうです。少年野球です。

サッカー vs 野球 の仁義なき戦いは、長年全国で繰り広げられているのかなと想像します。
もちろん学校以外で近隣に良いグランドがあればその限りではないのですが地域によっては学校の利用制限も多いようです。

うちのチームは以前、
土曜:野球
日曜:サッカー

で分けていました。つまり土曜は他の場所での活動だったんですが、これが遠いグランドで子ども一人で通うのが大変だったため、野球チームと相談し土日とも

AM:野球
PM:サッカー

へ変更してもらうことで解決に至りました。
主催大会を実施する場合などはは、お願いして終日使わせてもらってます。もちろん逆に野球に譲る場合もあります。
お互いの関係はすごく上手くいっていると思います。
犬と猫が一緒に住んでるおうちありますよね。あんな感じです。(つたわれ~笑)


うちのチームはそんな環境なのでグラウンド確保はそれほど苦労していませんが、野球の大会実施時や、地域団体の行事などで使えないことがあります。
その場合は遠征試合をさせてもらうのですが、よくお世話になるのが河川敷のグラウンドを使用しているチームです。


いつもうらやましく思うのが、河川敷にはグランドを取れてなくても使えるような空きスペースがあるところです。
ちょっとした練習には十分な広さなので、グラウンドが無い時は重宝しますね。

 

その河川敷がピンチ


ご存知の方も多いと思いますが、昨年10月の台風19号の被害により河川敷のグランドが軒並み使えなくなっています。
冠水により、グラウンドの砂が全て流されてしまったり、用具やサッカーゴールが流された場所もあるようです。
復旧は各自治体が行うようですが、費用が1億円以上かかる見込みの地域もあり、なかなか進まない状況のようです。
江戸川や荒川などは一部復旧している地域もあるようですが、多摩川河川敷はより深刻のようです。
予算の都合から復旧が遅れそうな自治体もあるようですが、なんとか少しでも早く子供たちが体を動かせる環境を整えていただきたいと願うばかりです。

 

恩返し

いつもお世話になっているチームのみなさんへは、合同練習や試合などいつでも協力します、とお伝えしてあります。
恩返しというのは大げさですが、このピンチの時期に助け合っていきたいものです。

 

 

今回はこれでおしまいです。
それでは!