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2019/20 サッカー競技規則改正について

ども! 幹です。
今回はサッカーの競技規則の改正についてです。

今回の改正内容って?

主な変更点は以下のとおりです。
ざっくり書きますので正しい表現はJFAのホームページをご参照ください。

競技規則 | 日本サッカー協会

 

  1. 交代するプレーヤーは最も近いラインの位置でフィールドから出る
  2. 主審は不正行為を行ったベンチ役員にカードを提示できる(イエロー/レッド)
  3. ゴールキックペナルティーエリア内で受けてもよい(相手はPAから出る)
  4. ドロップボールは一人のプレーヤーにドロップする
  5. ハンドの基準明確化
  6. コイントスに勝った場合、ボール or 攻めるゴールを選ぶ のどちらも可能
  7. フリーキックの壁が3人以上で作られるとき、攻撃側は壁から1m以上離れる
  8. PK時GKはライン上にいる必要があるが片足だけでよい

地域によってまちまちかも知れませんが、東京都のブロック大会は2020年度4月から適用される予定です。
招待大会や練習試合ではすでに適用している試合もチラホラとみかけます。

新ルールに縛られるな

今回、ピックアップしたいのはこれです。


3.ゴールキックペナルティーエリア内で受けてもよい(相手はPAから出る)

最初聞いたときは選択肢が増えるのは良いことだと思いました。
現行ルールでは、ゴールキックペナルティーエリアから出るまでは味方競技者も触れないため、ある程度キック力が無いと、ゴールキックの度にピンチになりますよね。
その解決になるかなと。

でもPA内でボールを受けたあと、ピンチになる姿が想像できませんか?
実際にやってみても、相手に前からプレスをかけられると慌てて前へ蹴りだしたり、最悪PA内でボールを奪われてしまいました。
それに、しっかりビルドアップしたい場合、PA付近にパスコースを作る必要がありますよね。
結果的に相手のラインも高くなるため、押し込まれている状況が続きかねません。
しっかりと相手の状況を見て使い分けないとリスクが高いと認識しましょう。

ちなみに私が使うとしたら、
ゴールキックが遠くに飛ばないGKが、味方に軽く蹴ってもらい飛距離を伸ばす。
というセコいことしか思い浮かびませんでした。


実は2016/17の、「キックオフは前に蹴らなくてもよい」にも縛られているチームは多いと思ってます。
このルール適用以来、サークルに一人しか入らず後ろに下げるケースが多いのですが、そんなに下げる?っていう場面も見かけます。

言いたいことは、新ルールに縛られすぎずに使い分けましょう、ってことでした。


今回はこれでおしまいです。
それでは!