理想のジュニアサッカークラブをつくろう!

【ジュニつく!】少年サッカーコーチのチーム運営記

選手の背番号を決める

ども! 幹です。
今回は、選手の背番号について です。

子どもは気にしますよね?

子どもたちは自分の背番号が何番かすごく気にしますよね。
普段から日本代表の試合などを見る子どもたちは特に気になるようです。
うちのチームは、入部時にユニフォームを購入するのですが、背番号はその時に空いている番号の中から選びます。
全学年通し番号なので、例えば6年生が10番を背負っていれば、その子が卒団したあとにようやく10番を選ぶことができます。
入部時にいい番号が空いていればすぐに取られてしまいますね。
で、やはり10,7,9あたりが人気です。

公式戦は別のユニフォーム

普段の試合で着用するユニフォームとは別に、公式戦用のユニフォームもあります。
これは4,5,6年に行われるブロックの公式戦だけで着用します。
この時は本当に10番にふさわしい選手をコーチから選び渡します。
10番をもらう子はとてもうれしそうですが、実はそれ以外の番号はサイズとの兼ね合いにより決まる場合もあります。
チーム保有で4~6年生が着るので、大きなサイズから小さいサイズまで揃える必要があるです。
なので、二桁の後ろの方の番号で落ち込んでいる子もいますが、そんなに落ち込む必要はないんです。

最近同じ番号が…

全学年通し番号で運用しているうちのチームですが、先日の練習で、同じ番号が2人グランドにいることに気づきました。
担当コーチに聞いてみたところ、ユニフォームを管理しているスポーツ店が誤って番号を払い出してしまったそうです。
うちのチームはスポーツ店経由で購入してもらっているのですが番号管理もお願いしています。
もうかなり年配の方なので仕方ないですね。
幸い学年が離れていたのでそのままでいくことになりました。

何番になっても自分の番号を好きになって欲しいなと思います。

 

今回はこれでおしまいです。
それでは!

コーチ会議という名のただの飲み会

ども! 幹です。
今回は、コーチの飲み会について です。

 

まじめなヤツもあります

コーチ会議という名目でコーチ間で飲みに行くことがあります。
遠征帰りのこともあれば一旦帰ったあとに再度集合することもあります。
うちのチームは月2回ほどですが、前のチームはほぼ毎週でした (^^;)

家族には、「コーチ会議だから遅くなる」と言って家を出てきますが当然バレています。
アルコール抜きのちゃんとしたコーチ会議もあります。これは月1回。
その場合は「コーチ会議に行ってくる。まじめなヤツ」と言います。

 

何を話すかというと・・・

もう話すことと言ったら子どもたちのことばかり。
各学年の悩みや自慢もあれば、審判の判定の話もあります。
チーム内ジャッジリプレイですね。
みんなチームのことが大好きなんだな、と伝わってきますし、ほとんどの会が和気あいあいの良い雰囲気です。

 

もめたいわけじゃないですよ

ただ中には、他のコーチの否定をしたがるコーチもいます。うちのチーム場合は以前このブログでも紹介したベテランコーチです。

 

football8.hatenablog.com

 

「あの練習じゃ上手くならないよな」
「ちゃんと教えられないならコーチになっちゃだめだろ」

なんてことを平気でいいます。それもその場にいない人のことを。

一番古株のコーチのため意見をしにくいということもありますが、聞かされているほうが大人なので揉めないようになのか、みんな静かに聞いています。

私は場が荒れてもいいから議論しちゃいます。やっつけたいわけじゃないですよ。
先日もこんな会話がありました。


ベテランコーチ(以下、ベ)「今日の3年生の練習をみててもピンと来ないんだよね。もっと違う練習すればいいのに」

幹「『ベ』さん今3年生のサポートに入ってますよね。どこが問題なんですか?」

ベ「◯◯コーチ(3年生メイン担当)のやりたいことがわからないんだよ。まず足元の技術ばっかり教えるけどもっと考えさせないと」

幹「それ言ってあげました?」

ベ「彼のやりたいことがあるわけだからあまりいっちゃいけないでしょ」

幹「人に言われないとわからない部分もありますよ。サポートしてあげてください」

 

彼は経験年数は長いので、コーチに対する指導も期待されて3年生担当になっています。

ただ、評論家的な立ち位置に自分を置きすぎます。
ベテランであれば若いコーチたちにしっかりと見本を見せてあげて欲しいのです。

 

ベ「でもあの子たちのレベルもなあ。考えてサッカーできないから」

これにはカチンときてしまいました。
子どものせいにすることは許せないんです。その子どもたちを導くのは誰の仕事なんだと。

幹「自分が教えていないことを「やれない」と子どもをコキおろすのはコーチとしてどうなんでしょう?」

ベ「でも限界はあるでしょ。まだ教えるレベルに無いとやっても無駄でしょ」

幹「じゃあどうやったらそのレベルになるんですか?自主練?『早く俺が教えるレベルになれ』って聞こえますよ。それでは指導者失格です。そのレベルまで引き上げることが指導者の役目でしょう」

ベ「でもあの子たち、集中力が無いからすぐに飽きちゃうんだよね」

幹「それ子どものせいじゃないでしょ?子どもを引き付けられる指導ができてないだけで、『ベ』さんの指導に問題があるんですよ」

ベ「でもメインで見ているのは◯◯さんでしょ」

幹「何もかも人のせいにしすぎですよ。じゃあしばらく『ベ』さんがメインでやって見本を見せてください」

 

正直にいいます。私の言い方はこんなにソフトじゃないです。大分美化してます。
でもこんな会話は子どもたちに聞かせたくないですね。

結局、週1回ベテランコーチがメインで練習を仕切ることに落ち着きました。

 

この議論を不快に思うコーチもいるかも知れませんが、私にとってはその前段の一方的な批判を聞いているほうが辛いですし、なにより誰のためにもなりません。
いまさらこのベテランコーチが大きく変わるとは思いませんが、釘を刺すことは必要です。

一方的に引いて守ってても猛攻を受けるだけですよね。鋭いカウンターがあるぞ、ってとこを見せておかないと。

みんながこんな風に経験年数を問わずに議論できるといいのですが、若いコーチだとまだ難しいようです。

そのコーチを守るために、コーチ飲み会に参加しているわけです。

お酒を飲みたいだけじゃないですよ(^_-)-☆

 

 

今回はこれでおしまいです。
それでは!

体格の違いは工夫次第でどうにかなる?

ども! 幹です。
今回は、体格の違いについて です。

 

ミラン vs ユーベを見て

先日行われた、コッパイタリア 準決勝1stレグ ACミラン vs ユベントスFCを見ました。
セリエAに復帰したイブラヒモビッチ と C.ロナウドの試合ということで注目されていましたが、まずまず面白い試合でした。
この試合をみてて、イブラはやっぱりすげーな、と思いました。
特に大きな活躍はできませんでしたが、どこが凄いかというと
デカい!
身長は195cmなのでもちろん大きくはありますが、なんかそれだけじゃないスケールがあります。
なんだろう。体の厚みでしょうか。頭が小さいくて肩から下が異様に大きいのかな。
とにかく存在感がハンパない
もう38歳ということもあり、以前にも増して運動量が少なくなりましたが、そんなの関係ないくらいの迫力があります。
体格のいいセリアAの選手の中でも圧倒的な存在感でした。

 

体格差が大きい子どもたちはもっと大変

さて子供たちの体格に目を向けてみると、大人同士より差が大きいです。
特に卒業前の6年生の中には、170cmを優に超える体格の子もいます。
逆にまだ成長期を迎えておらず、とても小さい子もいます。
130cm vs 175cm なんていうマッチアップが以前ありました (((´・Д・`)))
これは大変です。130cmの子にとってはサッカーどころじゃありませんよね。
小さい子が対応するためには工夫が必要です。素早いプレーをしてみたり、体格差を逆手にとりファールをもらいやすくする、などでしょうか。

 

武器はここぞで使うべき

反対に体格が良い選手はどうでしょうか。
体格を活かせば、比較的簡単にボールキープができますよね。
体に合わせてキック力もあるし、高いボールに対しても有利です。

似たような話として、足が速い子も同じです。ディフェンスもオフェンスも足が速いと断然有利。

でも、自分より体が大きい選手や足が速い選手がいたらどうしましょう?
自分の武器が活きにくくなります。

と、こういう話をすると、
体の大きい子に「体格を活かしたプレーをするな」とか、
足の速い子に「スピードに頼るな」
という指導をしがちです。

いやいや勘違いも甚だしい。これだけ聞くと自分の得意なプレーを捨てろと聞こえます。

自分の武器は使うべきなんです。自分の武器を使ったプレーを磨くことはやめてはいけません。
ただその武器に頼りすぎないように注意は必要です。
体格だけ、スピードだけ、のプレーしかできない選手にならないよう、適切なプレーが選べるような指導は必要です。
武器の使いどころを理解して使える選手は相手にとって脅威です。
ボクシングなども警戒している相手に最初からフィニッシュブローは決まりにくいですよね。
ジャブやボディなど色々なパンチを見せていかないと、渾身の右ストレートやアッパーは決まりにくいはずです。

子どもの長所は大切に

子どもが持っている長所は大切に育てていきたいですね。
たまーにピッチ外の行動が得意な子がいます。
うちのチームにも、おしゃべりとおふざげのプロがいます (^^;
チームの雰囲気を良くしてくれるのは助かりますが、それに頼りすぎずしっかりサッカーが上達できるよう指導頑張ります。


今回はこれでおしまいです。
それでは!