理想のジュニアサッカークラブをつくろう!

【ジュニつく!】少年サッカーコーチのチーム運営記

コーチの口ぐせって何?と聞いてみました

ども! 幹です。
今回は、コーチの口ぐせについてです。

 

口ぐせというか指導中のキラーワード?

うちのチームに限らないとは思いますが、指導中に決まったワードを使うコーチっていますよね。
代表的なのは
「いいねいいね!」「グーッド!」などのポジティブなものや、
「何でやんねーんだよ!やれよ!」「替えるぞ!」などの恫喝系など、
コーチのタイプによってさまざまです。
これらって必ずしも口ぐせというわけではなく、その人のキラーワードとして使っている場合もあるのかなと思います。

ちなみに、相手チームのコーチが恫喝系だとその子どもたちは可哀相だなと思ってしまうのですが、つられてうちの選手も委縮してしまうことが多いのです(なぜ・・・)
そういう時は、
「相手選手が、あのチーム楽しそうでいいなあ、って羨ましがるくらい元気に楽しくやろう!」
と言います。そうするといつもより声が出て良い雰囲気の試合になります。これ私のキラーワードかも。

 

うちのコーチのキラーワードは?

うちのチームでもポジティブ系のワードを連発するコーチはいます(恫喝系は撲滅しました)が、何じゃそれ?っていうコーチングをするコーチもいます。


先日、3年生の試合を見ていたら、担当コーチの声かけが妙に気になりました。「コーチング」という大そうなものではなく「声かけ」です。
「前に大きく!」「早くクリア」「プレーを切ろう」が異様に多いんです。このコーチングは全て相手チームにボールを渡してしまうコーチングですよね。
このコーチの言うとおりにプレーをするとただの蹴りあいになってしまいます。キックベースですね。
ただ、まだキックもそれほど上手くないので飛びません。全部相手に拾われて攻められっぱなしです。
試合後にそのコーチに聞いてみました。

幹「クリアさせたり、サイドに出したりが多いけどどういう意図なの?」


コ「え?珍しいですかね?普通だと思ってました」

 

こういうコーチは多いんです。確かに間違っていないんですよね。
でも少年サッカーでやる意味を考えて欲しいと思っています。
私が指導する場合は、ボールを奪ったとき、まずボールを持って運べるかもしくは仲間につなげられるかを判断させています。
つまり大きく蹴ってしまうことは最終手段なわけです。
もちろん、いろいろな指導の仕方もありますし子どものレベルによっても違うのですが、低学年に大きく蹴ることやパスを中心とした組み立て方を教えすぎたくないと考えています。
まずは自分で運ぶこと。それができなくて奪われても仕方ない。次に味方に確実にパスをつなぐこと。仲間はパスコースを作ってあげること。
これにチャレンジした上でボールを奪われてもいいんです。どんどんミスをすればよいと思ってます。沢山チャレンジして沢山ミスをしていくことが成長に繋がります。

といった話をそのコーチに伝え納得してもらいました。
次の試合をみていると、

 

「クリアー! あっ、しまった・・・」

 

なかなかくせは治らないですね (^^; でも意識し始めていていたので「グーッド!」です。

 

私の口ぐせは・・・

 

私が担当している6年生の子どもたちに私の口ぐせを聞いてみました。

A「今のプレーどういう意味?俺に説明できないプレーはするな!」
B「◯◯、参加してるー?」
C「いいじゃん、いいじゃん」

だそうです。。。

Aはそれこそテキトーに蹴ってしまった選手に使ってます。


BとCは意識してないです。。。完全にくせですね。中身ないなー。


今回はこれでおしまいです。
それでは!

相談:子どもがGKばかりやらされる

ども! 幹です。
今回は、メールでご相談いただいた内容について書きたいと思います。
※記事に掲載する了承はいただいています。

 

相談内容:子どもがGKばかり任される

 

いきなり御連絡申し訳御座いません。
五年の長男と二年の次男が所属しているサッカーチームでコーチをしている者です。
長男の学年のヘッドコーチの指導に疑問を感じておりアドバイスを頂きたくメールした次第です。
長男は一年生からチームに入っているもののお世辞にも上手いと言えません。後から入ってきた子に抜かされ続けチームメートからも下手と思われているのを感じます。
三年になったと同時にキーパーを長男ともう一名に固定しました。それから現在までキーパーとフィールドの割合は80:20位です。
長男はフィールドもやりたいけどそれを言うとキーパーでも出れなくなるかもと恐れておりコーチに希望を言えません。
私からみても、下手だからキーパーをやらせていているように見えました。
先日思い切ってコーチに長男の話を聞いてみました。
なぜキーパーをやらせているのか?キーパーばかりだとフィールドの技術が身につかなくて将来困るんじゃないか?
コーチからは、フィールドもやらせているし六年になったらよりキーパーに専念したほうがいいと思う。
との意見を聞きました。さらに、練習ではキーパーに専念した練習ばかりしている訳ではないから心配しすぎないで と。
私だったら全員順番にキーパーをやらせます。小学生でポジションを固定してしまうのは将来的に不安です。
私の考えは間違っていますか?またこのコーチの指導は問題無いでしょうか?


このメールの返信として4つ質問させていただきました。

1 長男くんはキーパーを嫌がっているか?
2 そのコーチは経験が豊富か?
3 コーチは長男くんにGKをさせる理由をどう説明しているか?
4 月の試合数はどれくらいか?

その返信がこちら

 

1 長男くんはキーパーを嫌がっているか?
キーパーは嫌いじゃなくフィールドと両方やりたいと言ってます。

2 そのコーチは経験が豊富か?
長男の学年で2周目だそうです。

3 コーチは長男くんにGKをさせる理由をどう説明しているか?
今一番活躍できるのはキーパーだ、と三年の時に言われました。
その後は、信頼して任せていると言ってくれるみたいです。

4 月の試合数はどれくらいか?
土日どちらかは試合になることが多いです。
月に8日活動があるとすれば、3~4日は試合です。

ちゃんと考えているように感じます。

 

以下、ご相談者さんに回答した内容です。

------------------------------

結論からいうと、問題ない、と思います。
実際の指導やお子様の様子を見ておらず断言はできませんので、幹の私見としてお伝えします。

私の場合、低学年では多くの子どもにGKをやってもらいます。
全員に経験してもらいたいですが、嫌がる子には無理にやらせません。
そして学年が上がるにしたがって数人に絞りこみ、6年生時には基本2名体制にします。
このコーチが言っているように子どもが希望するのならば、6年生時にはGK専任でも構わないと思います。

また試合でGKの比率が高い弊害というのも大きくはないと思います。
メールを拝見する限りではGKに特化しすぎたトレーニングではなさそうですし、
試合でのフィールド出場もあります。チームの試合数も少なくありません。
本人もGKが嫌じゃないということですし、コーチも信頼して任せていると伝えているのであれば、
選手とコーチとしての関係性は良好なのではないでしょうか。


GKは罰ゲームではありません。もっとも重要なポジションの一つで、誰でも良いわけがありません。
高学年の、それも大きな大会の際にGKとして誰が出るのでしょうか?
順番ですか?さすがにジャンケンで決めないですよね。
それこそ「フィールドが下手だから」という理由で決めるはずがありませんよね。

お子様への不安な気持ちも理解できますが、GKに求められるスキルは近年高くなっています。
GKをすることが将来の選択肢を狭めることはなく、むしろ他の子より高い経験値を得られる
と考えてもよいのではないでしょうか。
そのためにも◯◯さま(注:相談者さま)がもっとGKを理解し、ヘッドコーチと協力していけば
良いチームが作れるのではないかと考えます。

------------------------------

 

コーチ間のコミュニケーションは大切です

私の経験上、担当コーチ間のコミュニケーションが活発な方がチームとしてまとまる傾向にあると感じています。
熱い議論をぶつけすぎてギクシャクすることもあり、過去には修復不可能になったケースもありました (^^;
それでも、表面だけの関係を続けるよりはマシかもしれません。
選手である子どもたちが輝けるよう、コーチも熱い想いでより良いチームになるよう努力していきたいですね。

今回はこれでおしまいです。
それでは!

サッカー観戦はプレーに活きるか?

ども! 幹です。
今回は、今回はサッカー観戦 についてです。

 

大人のサッカーを観る機会

みなさんは子どものサッカー以外でサッカー観戦する機会はありますか?
最近は、ネットの動画配信で世界中のプロサッカーリーグの試合がライブで観ることができるようになりました。
私もDAZNを使っていますが、見切れないほどたくさんの試合をカバーしてくれていて、時間がいくらあっても足りないくらいです。
それが月2,000円程度で観れちゃう。十数年前と較べれば素晴らしい環境ですよね。まだ入っていないかたはオススメですよ~。
なんか、DAZNの宣伝みたいになっちゃいました。

さて今月末からJリーグが始まりますね。この前シーズン終了したと思ったらあっという間に開幕です。


私は暇を見つけてはスタジアムでサッカー観戦をします。
Jリーグの試合は多い年で年15試合くらい。年末は高校サッカー選手権に足を運びます。
それ以外にも、DAZNや地上波での観戦をしますので年間かなりの試合を見ていると思います。

チームの子供たちに聞いてみたところ、日本代表戦はほとんどの子が見ていますが、Jリーグなどはなかなか見る機会がないようです。
Jリーグやヨーロッパのサッカーは地上波で毎週放送があるわけではないので、観るかどうかは親の趣味次第な感じです。
お父さんがサッカー好きでDAZNに加入している、となれば親子で一緒に見るようです。

 

チームとしての観戦

うちのチームでも年1,2回は希望者を募り、Jリーグ観戦をします。
味スタでのFC東京戦に行くことが多いですが、ヴェルディマリノスフロンターレの試合に行くこともあります。
参加するかどうかは保護者の意向次第になってしまうのですが、子供たちは遠足気分で楽しんでいるようです。引率する大人はヘトヘトです。

しっかりと90分サッカーを観るのは小学生にはなかなか難しいものかもしれません。
真剣に観戦する子、グルメに走る子、サッカーよりチャントを楽しむ子、ボーっとしてしまったり寝てしまう子。
それでもほとんどの子が

「楽しかった、また行きたい!」

と言ってくれます。

 

自分たちのプレーに活かせているか?

これはあまり期待していません。
でも選手の名前を覚えたり、ゴールの瞬間に感動するなど、子供たちには思い出として残っているようです。
チームで観戦したことがきっかけで家族で行くようになった、という話も聞きます。
プレーするだけじゃなく観戦することもサッカーとして生活の一部に入れてくれると嬉しいなと思ってます。

 

楽しければオッケー!

結局コレにつきます。
試合を真剣に観る子も、一生懸命応援する子も、スタジアムグルメ好きも、楽しむことが一番
観てたらボール蹴りたくなってきた、という子もいます。
子どもたちがサッカーを楽しめる環境の一部として今後も観戦したいと思います。


次は高校サッカーにも連れていこうかなー。

 


今回はこれでおしまいです。
それでは!